姿勢工房ストレッチングオフィス【閉業しました】

伊勢市の姿勢工房ストレッチングオフィスです

こりを感じる部位や痛みを感じる部位をストレッチすれば良い?

身体のどの部分をストレッチすれば良いのか?

 

こりを感じる部位や痛みを感じる部位をストレッチすれば良いと考えがちですが、案外ストレッチ部位の選択は難しいものです。

 

一例として、肩甲骨内側のこり/違和感/だるさ/痛みと肩甲挙筋の関係についてご紹介します。

 

肩甲骨内側の痛みや だるさ 違和感などで悩んでいる方は多いです。

 

原因は様々ですが、肩甲骨の内側上方に疼痛を訴える方は、肩甲挙筋が関与しているケースがあります。

 

肩甲挙筋は、肩甲骨を回旋したり、固定するために働く筋肉です。

 

拮抗する椎前筋群とバランスをとりながら、頭部の前後方向のアライメントを維持する上で重要な役割を果たしています。

*首の前にある筋肉と、首の後ろにある筋肉でバランスをとって、首が前や後ろに行き過ぎないように調節しています。

 

頭部が前方に移動している姿勢の人は、肩甲挙筋(首の後ろにある)が過伸展、過活動し、筋の付着部である肩甲骨内側上部に疼痛を発生させるケースがあります。

このようなケースでは、痛みや違和感を感じる部位である肩甲骨周辺をストレッチすると逆効果になる可能性があります。

 

なぜなら該当する筋肉(肩甲挙筋)は、過伸展しているからです。

 

コリを感じるからといって、さらにストレッチで伸ばせば悪化する可能性があります。

 

このようなケースでは、姿勢全体のバランスを整え、頭部の前方移動を改善する事が大切です。

 

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